オフィス・ブランシアン

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売上げを左右するネーミングの話し

約 3 分

例えば起業する時のお店の名前、あるいは新商品の名前などを決める時ってすっごく悩みますよね?

うちのクライアントさんも起業者が多いのですが、店名を決める時ってかなり重要な作業だと思っていて、何度もディスカッションしたりしています。

特にあまり広告費をかけられない個人経営者さんほどカッコイイ名前を付けたがるのですが、名前のカッコ良さなんて、実は優先順位としては下の下の方なんですよね。
正解というか、理想を言えば「一発で覚えてもらえる名前」なのです。

例えばですが、あなたがカフェでランチを食べたとします。
そこがすごくオシャレで美味しいお店でした。後日たまたま友達と会話していて「ランチどこがいい?」なんて聞かれた時に、「あれ? お店の名前なんだっけ?」という経験はありませんか?
オシャレなカフェは英語とかフランス語とか「一体、何て読むねん!」とツッコみたくなるようなカッコイイ名前が多いのですが、意外とクチコミが鈍かったりするんですよね。名前を覚えてもらってないから伝えようがない。

 

こういう事ってありとあらゆる事に影響してきます。
覚えやすい名前はweb検索でも店名で検索してくれるのでホームページも見てもらえやすい。
web広告出すときも、短くインパクトがあって覚えやすい名前は潜在意識に残るので、その時はバナーをクリックしてもらえなくても、次に何かのタイミングでお店の名前を見た時に「あっ、なんか聞いた事がある」「見た事がある」と思ってもらえる。これって意外とバカに出来ないんですよね。
大手企業が膨大なイメージ広告費を投下しているのも「知ってる安心感」を植え付けるために潜在意識に刷り込んでいるわけですから。

それと、店名で検索したときに、出来れば一番最初にホームページを表示させたいので、名前の候補が出たら、一度その名前で検索してみる事です。ほぼ、その名前で検索結果が出て来なければOKです。

ちなみに、弊社の各サービスのネーミングなのですが、
ペット関連の「ブランシアン」はまったくの造語なので、覚えてもらうのに時間がかかりました。これは半分失敗。
ボストンテリアの情報サイトは「ボステリJAPAN」、香川県の地域情報サイトは「ガーカガワ」。これは、犬種名や県名を入れて、かつ短くインパクトを考えたので覚えてもらえやすいですね。もちろん、あらかじめ検索してどこにも表示されない事もチェック済ですので、ホームページ完成後数日でトップ表示されています。
これが、検索結果にうじゃうじゃ出て来る名前だと、そこから手間も費用も時間もかかってしまうところです。

繰り返しますが、よほどこだわりがなければ、名前を付ける時には英語やフランス語の長ったらしいものは付けない。付けても誰もが知ってる簡単な単語まで。
出来れば、短く、簡単に覚えられて、しかもインパクトがあるものを。欲を言えば、名前だけで何のお店なのか想像できるものがいいですね。
そして、検索してみて他に出てこないもの。

こんな感じで考えてみてはいかがでしょうか?
集客も比較的ラクだし、広告費だって費用対効果が高くなります。クチコミだって起こりやすくなりますよ~(笑)